読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

将棋電王戦 記者発表会をみて

最も感じたことは、事前に棋士側がソフトと対局して研究できるか、質問がでた時に、棋戦?大会?的にはルールは決まってなくて、開発者の意向に任せるみたいな流れだったんだけど、開発者側が結構ばらばらだったことが気になった。

ある人は去年のバージョンなら良い、と言っていたけどこれは
・安定バージョンだから、へんなバグが入ってるかもしれない現在のバージョンより前の方が良いのか
・不得意な戦型を探られるのが嫌だから、違った展開になるであろう前のバージョンを進めたのか
開発者の意図によって全然変わってくるし、好意的なのか悪意があるのか判断できない返答だった。
コアの部分はそのままで、ブラッシュアップした形なら前バージョンの研究が無駄になることも少ないのかとは思うけど、評価関数とかメインな部分が変わってたらほぼ別物と捉えた方が良いことが多いだろうし、判断できない。

おそらくソフト側にとって、棋士から見ればあまり良い手を指さない局面があって、それを事前に研究されるのが嫌なのだろうけど、これがフェアなのかそうでないのか、は完全に主観によるものだろうから、なおさら開発者の意向次第ではなく棋戦としてルールがあるべきだと思う。
個人的には将来的にコンピュータが勝つことは確かだろうから、コンピュータ側が人間側に沿うようにやるのが良いと思うけど、対応をみてコンピュータ側はすぐにでも勝ちたいのだと感じた。

棋譜に関しても質問があったけど、floodgateに十分あるから問題ないっていう主張は理解できない。そもそもfloodgateで対戦させてるかわからないし、idがどれなのか教えてもらわないとわからないし、時間が短いから戦略が変わってくる可能性があるし(探索数を減らすくらいだとは思うけど)。
コンピュータ側にとって対戦相手の棋譜に価値があまりないことを考えると、棋士側にあまり渡しても面白くないという意図があるのかな、と個人的に理解している。

まとめ
開発者側のいくつかの応答は理解できない。
まだ人間が強いとは思うけど、米長邦雄永世棋聖 vs. ボンクラーズの時のように、棋士側が十分に研究できる環境がなければ、コンピュータ側にもチャンスがあるかな。